不動産売却時にかかる諸費用について
不動産を売却する際は、「売れた金額=手元に残るお金」ではありません。さまざまな諸費用がかかるため、事前にしっかり把握しておくことが大切です。
主な諸費用一覧
費用項目 | 内容 | 目安金額 |
---|---|---|
仲介手数料 | 不動産会社への成功報酬 | 最大33万円(税込)または3%+6万円+税 |
登記費用 | 抵当権の抹消などの登記手続き | 約1万〜2万円 |
印紙税 | 契約書に貼る収入印紙 | 約1〜3万円 |
ローン返済手数料 | 繰上げ返済時の金融機関への手数料 | 数千円〜3万円 |
引越し・片付け | 引越し費用・清掃・不要品処分など | 5万〜20万円 |
譲渡所得税 | 利益が出た場合に発生する税金 | 条件により0〜約39% |
仲介手数料の新制度(2024年〜)
2024年1月より、売却価格が400万円以下の不動産でも、売主の同意があれば、仲介手数料の上限が33万円(税込)まで認められるようになりました。
✅ これにより、小規模物件でも不動産会社がしっかり販売対応しやすくなっています。
登記費用とは?
住宅ローンを利用していた場合、売却時には「抵当権の抹消」が必要です。司法書士に依頼して手続きを行います。
印紙税(契約書の印紙)
売買契約書には印紙を貼る必要があり、金額に応じて税額が決まります。軽減措置が適用される場合もあります。
契約金額 | 印紙税額(軽減適用時) |
---|---|
1,000万円超〜5,000万円 | 1万円 |
5,000万円超〜1億円 | 3万円 |
譲渡所得税とは?
不動産を高く売って利益が出た場合、「譲渡所得税」が発生する場合があります。税率は所有期間で異なります。
所有期間 | 税率(所得税+住民税) |
---|---|
5年以下(短期) | 約39% |
5年超(長期) | 約20% |
✅ 自宅(マイホーム)を売却した場合、最大3,000万円の特別控除が使えることがあります。
まとめ:諸費用はどれくらい?
一般的に、売却価格の約5%前後が諸費用として必要になります。
- 事前に費用を把握して資金計画を立てることが大切
- ローン残債や税金の控除なども含めてシミュレーションを
- 不明点は不動産会社へ遠慮なく相談を
🔍 わからないことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
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